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頭は"考える"ために空けておく——AIが生まれる前から、私が人より仕事が少し速かったたった一つの理由

頭は"考える"ために空けておく——AIが生まれる前から、私が人より仕事が少し速かったたった一つの理由

正直に打ち明けると、私はAIが登場する前から、まわりより1.5倍くらい、仕事が速かったと思う。
特別な才能があったわけではない。
その理由は、たった一つ。
パソコン内の"フォルダとドキュメントの整理のコツ"だ。
地味すぎて拍子抜けするかもしれない。
でも、これがすべてだった。
そして最近、AIを使うようになって気づいた。
私がやっていたことは、そのまま、AIをうまく使うコツと同じだったのだ。

頭は、覚えるためではなく、考えるために使う

私には、昔からひとつの信条がある。
頭は"今の仕事をより良くする"ために使うもので、ルーティンを暗記するために使うのはもったいない、というものだ。
毎日やること、毎月やること——決まった手順を頭の中に記憶しておくのは、一見きちんとしているようで、実はとても損をしている。
記憶しておくことに使った分だけ、"考える"ための脳の余白が削られてしまうからだ。
だから私は、記憶する代わりに、全部「外」に書き出しておくことにした。

開いて、上から順にこなすだけ

やり方は、拍子抜けするほど単純だ。
私は、フォルダを"作業する順"に並べている。
そして、そのフォルダの中のファイルも、作業手順通りに並べてある。
あとは毎朝、いちばん上のフォルダから開き、中身のファイルを上から順に開いて、こなしていくだけだ。

だから、たとえ朝、頭の中が真っ白だったとしても、まったく困らない。
上から順に開いていけば、その日の決まった作業は、自然と終わっていく。
月に何度かしかやらない作業も同じで、「15日の作業」「月末の作業」のようなフォルダを用意しておき、その日が来たら開くだけでいい。

そして、これがいちばん伝えたいところだ。
こうしておくと、脳みそを、そのタスクの瞬間の作業だけに、全集中できる
「次は何だっけ」と思い出す手間も、段取りに気を取られることもない。
ムダがない。
限りある集中力を、一瞬一瞬の作業に、全力で注ぎ込める。
これが、私の"速さ"の正体だった。

これって、AIの使い方とまったく同じだ

面白いのはここからだ。
Claude CodeのようなAIを使うようになって、私はハッとした。
うまく使うコツが、昔の自分のやり方と、まるで同じだったのだ。
AIに毎回、同じ長い指示を打ち直すのは、人がルーティンを暗記するのと同じで、もったいない。
だから、決まったルールは「CLAUDE.md」に書いておく。
作業場所は「フォルダ」で整える。
繰り返す作業は「スキル」にしておく。
——これ、全部「ルーティンを外に置く」ことなのだ。
そうすれば、AIも"考える力"を、今のタスクを良くすることに集中できる。
人もAIも、ルーティンは覚えず、外に出す。
そのぶん、頭は考えることに使う

原則は、まったく同じだった。

変わらないものを、大事にする

AIが登場して、ビジネスシーンは大きく変わった。
でも、変わらない原則もある。
「頭は、考えるために空けておく」
道具がパソコンのフォルダでも、最新のAIでも、これは多分変わらない。
むしろAIの時代になって、この原則の効き目は、前より大きくなった気さえする。
だから今、私もAI-sozoで、"覚える"のではなく"整える"ことを土台にしながら、仕事を組み立てている。

もし「毎日同じことに追われて、考える時間がない」と感じているなら、まずは、頭の中のルーティンを外に書き出してみてほしい。
それだけで、驚くほど頭が軽くなるはずだ。

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