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YouTubeの下書きUPを、AIに任せてみた——ファイルを選ぶ数秒以外は、全部おまかせできた
動画を1本上げるたびに、同じ画面で、同じ入力を繰り返している。
そう感じたことはないだろうか。
動画の中身は、もう出来上がっている(ほぼ、Claude Codeが自動で生成してくれている)。
それなのに、公開できる状態になるまでの間に、地味な作業が山ほど挟まる。
これは、手が遅いからでも、段取りが下手だからでもない。
小さな作業が、いくつも重なっているだけだ。
今回、私はその重なりを、AIに任せてみた。
ほとんどの作業は、本当に任せられた。
ただ、一か所だけ、どうしても人の手が要った。
その話も、正直に書いておく。
動画UPは、小さな作業の重なりでできている
1本ごとに、同じことを繰り返す
UPの画面で私がやっていたのは、次のような作業だ。
| 作業 | 中身 |
|---|---|
| タイトルの入力 | 第何回かが分かるように、形をそろえて入れる |
| 説明文の入力 | 動画の内容に合わせて、1本ずつ書く |
| サムネイルの設定 | 画像を用意して、動画ごとに設定する |
| カードの追加 | 動画の途中に、ほかの動画やリンクを案内するカードを入れる |
| 字幕の調整 | 文字の間違いや、区切りの位置を、画面を見ながら直す |
| 再生リストへの追加 | リストを作って、動画を入れる |
| 再生リストの並べ替え | 第1回から順に、正しい並びにする |
1本なら、たいしたことはない。
けれど、今回のハンズオン講座は全部で8本ある。
同じ操作を、順番を間違えないように、8回繰り返す。
作業時間:1本5分として、8本UPするのに、40分かかる。
そのあと、カードの設置や字幕の修正作業がある。
単純なUP作業くらいは、AIにやってほしいなぁと思っていたところだった。
AIに「下ごしらえ」を任せてみた
任せたことと、自分でやること
使ったのは、パソコンの中で動くAI(Claude Code)と、ブラウザを操作する機能(Claude in Chrome)だ。
私のChromeで、YouTube Studioの画面を、私の代わりに操作してもらった。
| AIに任せたこと | 自分でやること |
|---|---|
| タイトルと説明文の入力 | 動画ファイルを選ぶ操作 |
| 再生リストの作成と、第1回から第8回への並べ替え | 字幕の細かい修正 |
| サムネイル八枚の作成と設定 | 公開するかどうかの判断と、公開ボタン |
先に決めた、4つのルール
任せる前に、約束事を決めた。
1つ目は、動画は公開しないこと。
下書きのまま止めてもらう。
2つ目は、UP前に、ログインしているのが仕事用のチャンネルかを、名前で確かめること。
3つ目は、ログイン画面が出たら、そこで止まること。
4つ目は、パスワードのような秘密の情報は、AIにも会話にも渡さないこと。
任せるときほど、「やらせないこと」を先に決めておくと、安心して手を離せる。
唯一、人の手が要ったところ
ファイルを選ぶ窓は、ブラウザの外にある
8本のうち、動画ファイルをYouTubeの画面に渡す部分だけは、私が自分でやることになった。
最初は、フォルダの中にMP4がたくさんありすぎて、AIが選べないのかと思った。
でも、原因は別のところにあった。
ファイルを選ぶ窓は、ブラウザの中ではなく、パソコン本体が出す別の窓だ。
AIのブラウザ操作(Claude in Chrome)からは、その窓が見えない。
さらに、AIがファイルを渡す道具にも、1回に合計10MBまでという制限があった。
動画は41〜65MBあったので、どちらにしても渡せなかった。
私の手間は、数秒だった
私が「ファイルを選択」を押して、8本をまとめて選んで「開く」を押すと、動画は一度に届いた。
そこから先は、また、AIが続けてくれた。
私の手間は、8本UPで数秒だ。
「全部自動」と言い切れないのは少し悔しい。
でも、人の手が要る場所がはっきり分かったことは、大きな収穫だった。
壁と、その乗り越え方
「APIで直接上げる」ほうが早いのでは
YouTubeには、プログラムから動画を上げる公式の仕組み(API)がある。
これなら、ファイルを選ぶ操作も要らないのでは、と考えた。
調べてみると、落とし穴があった。
公式の説明(2026年9月14日更新)によると、2020年7月28日より後に作られた、審査を受けていないAPIのプロジェクトから上げた動画は、すべて非公開の状態に制限される。
この制限を外すには、プロジェクトごとに、規約を守っているかの審査を受ける必要がある(YouTube Data API の videos.insert のページ)。
私は、字幕を直したあとで、自分で公開したい。
非公開の制限がついたままだと、その流れが成り立たないかもしれない、と考えた。
そこで、今回は画面を操作する方法を選んだ。
条件は変わることがあるので、使う前に、公式の説明を確かめてほしい。
サムネイル8枚は、別のモデルに先に見せた
サムネイルは、型を一つ決めて、見出しの文字だけを差し替えて、8枚をまとめて作った。
ここで試したのが、私が見る前に、別のAIにも確認してもらうことだ。
作ったAIとは別のモデルに、誤字や、はみ出し、小さくしても読めるかを見てもらってから、私のところに持ってきてもらう。
結果は、8枚とも合格ラインだった。
ほんの数秒だよ?マジか?
AIに任せること、人が手放さないこと
AIが8割の下ごしらえをして、人は判断に集中する
「全部AIにやらせる」のではない。
AIが8割の下ごしらえをして、人は判断と確認に集中する。
それが、今回の作業で見えた、現実的な形だった。
手放さなかったもの
字幕の細かい修正、公開のボタン、そしてnoteで売るときの価格や売り方は、私が自分で決める。
ここを手放さなかったから、AIに安心して任せられたのだと思う。
結び:あなたの仕事にも、小さな作業の重なりが隠れている
重なりは、あなたの仕事にもある
動画UPに限らず、「中身はできているのに、仕上げの作業が重い」という仕事は、たくさんある。
それは、あなたの実力の問題ではない。
作業が、いくつも重なっているだけだ。
大きな組織のやり方が変わるのを待つのではなく、自分の手で、仕組みを作ることは、誰の許可もいらない。
だから今、AI-sozoを育てている。
まずは、重なりを見つけるところから
まずは、あなたの仕事のどこに、その重なりがあるのかを知るところから始めてみてほしい。
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